真夏の茶会・立礼式でお点前

真夏の陽ざしの中、古民家主屋では立礼式による呈茶が行われました。
今春から茶道体験教室に参加していただいている生徒さんを含め、スタッフが心を込めておもてなしし、涼やかな所作で点てられた一服を多くの来場者が楽しみました。
写真からも、夏の茶会ならではの軽やかな雰囲気と、穏やかな交流のひとときが伝わります。

いらっしゃいませ

掛け軸は、大徳寺塔頭・高桐院の住職を務めた松長剛山(剛山和尚)による「瀧」の一字書です。夏の茶席によく掛けられる、涼やかで勢いのある一文字の禅語です。縦に長く引かれた「つんぼ(立心偏や竜の部分の縦画)」の豪快な筆勢が、勢いよく流れ落ちる滝の姿を表現しています。
立礼席を彩るのは、園内で咲いたハナトラノオとヒメヒマワリ。 夏の気配をそっと添える、席中の花です。
また、抹茶用の漆器の容器は中棗(なつめ)と呼ばれ、黒塗りの本体に金や茶系の色粉を用いた松や山水の蒔絵が施されています。
こうした設えでと笑顔で、お客さまをお迎えいたします。いらっしゃいませ。

呈茶会の様子

呈茶会は、1組で9名くらいまでのお客様に席についていただだき、先にお菓子をお配りし、そのあとで、おひとりづつお茶を召し上がっていただきます。

どうでしたか、緊張しましたか・・・ まだ、次がんばります・・・

第2組の様子

実は猛暑の中、それほど多くのお客さまはいらっしゃらないのでは・・・と思っていたところ、お子さまづれのたくさんのご家族がいらっしゃいました。

お茶はむりですよね。。。 でもご本人は、お菓子をいただきたかったとのことです。

第3組の様子

外国留学中の学生さんが、日本文化の体験のためにいらっしゃいました。茶道とは・・・を伝授しなければなりますまい。

第4組・第5組の様子

昼を過ぎて暑さもピークを迎えておりましたが、呈茶会でのお話は暑さを忘れるものだったことでしょう。最後は、スタッフの皆様もお点前をいただいて、今日の立礼式お茶会はお開きとなりました。

おまけ

暑い中、お茶会に参加していただいた皆様、ありがとうございました。前述の留学生諸兄は、日本文化はお茶だけではないことも体感しておられました。
お友達と待ち合わせで参加されたお母さんと娘さんに、待ち時間に是非にと案内させていただいた本郷ふじやま公園日本庭園の水琴窟は、セミの声に紛れつつも、涼やかな音色を奏でていました。

立礼式お茶会のポスターを作れという使命に際し、初めにテーブルでお茶をいただく形式をイメージした図をつくりましたが、どうも違うみたいでボツにし、かわって古民家で味わう立礼式お茶会のポスターをつくりました。あらためて当日の様子とくらべてみても、結構いい線いってますね。さすがはAI。

なお、10月25日 ㈰ には、栄区制40周年記念ふじやま茶会が開催されます。これまた本格的なお茶会が3つも堪能できますので、ぜひご興味あるかたはお問合せください。