
散策マップ(web版)
地点・施設名をクリックすると詳細が表示されます。
公園概要
本郷ふじやま公園は横浜市栄区のほぼ中央に位置し、約9ヘクタールの広さの里山に、さまざまな施設、旧跡と、四季折々の繊細な花々等の自然があります。
◎住 所:横浜市栄区鍛冶ケ谷 1ー20(管理事務所所在地)
◎問合先:本郷ふじやま公園運営委員会(古民家ゾーン指定管理者) Tel:045-896-0590
◎最寄交通機関:鎌倉街道鍛冶ケ谷バス停、環状4号線中野町バス停、元大橋バス停等
◎駐車場:弓道場の有料駐車場(古民家ゾーンまで徒歩20分程度、階段・山坂多い)がご利用できますが、古民家ゾーンに直接起こしいただく場合は、近隣の民営駐車場のご利用をお勧めします。
→民営駐車場情報へ
公園(古民家ゾーン)利用上の注意事項
○公園全体にわたり火気使用や花火などはできません。
○ペットの入館はご遠慮ください。
○飲食・喫煙はご遠慮ください。飲食はあずまや(四阿)やけやき広場などをご利用ください。
○ゴミはお持帰りください。
○自転車の乗入れはご遠慮ください。
○ラジオ・携帯楽器などによる高音はご遠慮ください
○営利・政治・宗教活動はできません。
○営利目的の写真撮影はできません。
○高齢者や身体の不自由な方の見学はあらかじめお知らせください。
○団体見学の皆さんはあらかじめお知らせください。
公園のおすすめスポット
(1)江戸時代後期の名主屋敷を中心とする古民家ゾーン
横浜市指定有形文化財である旧小岩井家主屋・長屋門や内蔵・日本庭園・花壇があります。また、管理事務所があり、多目的トイレもご利用できます。
古民家周辺にはふじやま農園、炭焼窯、四阿(あずまや)と水飲み場、トイレ、けやき広場、どんぐり広場などがございます。
(2)四季の彩り豊かな里山の自然
山桜の大木群、梅林、竹林、杉林、晴れた日の富士山ビューポイントなど、季節ごとに様々な景色を楽しむことができます。
(3)ふじやま公園の頂上(標高80m超え)には旧跡である富士講の碑があり、昔の人々の信仰の深さが垣間見えます。
梅林(富士山ビューポイント)
正面入口(中野町側入口)から古民家へ向う主園路の左側に小規模ながら梅林があります。
早春から上品な梅の花の香りがただよい、古民家の茅葺屋根の向こうに、雪をいただいた富士山を望むことができます。
紅梅,白梅,豊かな梅の実、そして富士山を写真に収めてください。





鍛冶ケ谷口



鍛冶ヶ谷バス停から住宅地の中を5分ほど歩きます。
右に大きくカーブした園路を行くと古民家の長屋門前に出ます。園路の左手には隣接する八幡神社の森が見えます。
正面入口(元大橋口)
入口を入り、主園路と尾根道があります。
広い主園路を下って行くと古民家ゾーンの長屋門の前に出ます。
尾根道途中左に梅林があり富士山が眺望できるビュースポットです。 尾根道を行くとふじやまの頂上に通じます。







炭焼き広場
広場では炭に焼く竹を一定の長さに切ったり、割ったりの作業をします。
収穫祭のときには石焼芋を焼いたり、ふじやま鍋を作ったりします。
炭焼き窯は耐火煉瓦や荒木田土を積み上げて造った本窯です。シーズンには公募で炭焼き体験教室も行っています。




竹、くるみ、ドングリ、栗、かぼちゃ等種々の素材を使って花炭も焼いています。
出来上がった竹炭は消臭材として利用できます。販売していますので管理事務所にお問合せください。
小笹のみち
公園愛護会や栄土木事務所の尽力により道幅が拡張されました。その前後の状態をご覧ください。
拡張前



拡張後



けやき広場
長屋門の前に位置して、大きな欅のある広場があります。
団体の方の休憩や昼食の場所に最適です。近くにトイレもあります。
若木の欅は広場のシンボルです。



広々とした広場ではお弁当をひろげてゆっくりと休むことができます。
開園時の欅は若木に代りました。古い欅の切株も残っています。
藤棚
ふじやま公園開園15周年記念で藤棚が造られました。




どんぐり広場
開園時に地域の小学生によってドングリの木が植樹されました。現在では立派な木に成長して、ドングリをたくさん実らせます。
クヌギの植樹(平成15年2月)地域の小学生による。


2年半後には大きく成長(平成17年年11月)

10年後に立派などんぐり林になりました。

幹は直径20 cm にもなりました (平成25年10月)

ドングリがたくさん実りました。

孟宗竹のみち
竹林の広さは中野竹林と合わせて約2.5㌶です。公園の南西に位置し、炭焼き広場から頂上に向かい三叉路の右側が鍛冶ヶ谷竹林です。園路を下ると鍛冶ヶ谷歩道橋に出ます。


太陽の光が良く射し込み、美しい景観を見せています。
杉の木坂
炭焼き広場から北斜面を頂上に向かって広がっています。
園路の両側に広がる杉林。


炭焼き広場から頂上へ通じる園路わきの杉。
コナラくろう坂
公園の南側に位置し、弓道場からふじやまの頂上に向かって続く園路沿いに、緑豊かな竹林が広がっています。


途中、急勾配のところもありますが、もう少しで頂上へ。
ふじやま農園
一年を通してさまざまな作物を栽培しています。樹林越しに長屋門・古民家を眺めることができます

ふじやま農園全景 収穫祭はこの広場で実施されます。

東屋の横には水飲み場があります。
ここで収穫した作物はお月見などのイベントや11月に開催される収穫祭で使われます。




富士塚
旧跡案内 富士塚 富士講碑
本郷ふじやま公園の中央にある山(標高約80m)は、古くは水口山(ミナクチヤマ)と呼ばれました。
この山には江戸時代後半、関東地方で盛んであった富士信仰の対象である富士塚が築かれました。山の形が富士山に似ていることもあって「ふじやま」と呼ばれるようになりました。
頂上の富士塚には富士講の石碑が四基立っています。右から2番目の一番大きな石碑に、富士山を表す碑文が刻まれています。

一番大きい石碑の碑文
富士講の開祖長谷川角行が創唱した
富士山の神名

各石碑の碑文 右から
南無妙法蓮華経
参明藤開山
食行身禄□菩薩生 □は人偏+木+勺 読みはクウ
小御嶽石尊大權現


一番大きな石碑の裏側には富士講の講紋が彫られています。○本と山形に清の二つです。 また台座には富士塚を築き石碑を建立した村名と関係者の氏名が刻まれています。当時の当地域のよこの関係を知る資料として貴重です。
富士塚へのみち
公園愛護会や栄土木事務所の尽力により道幅が拡張されました。
拡張前



拡張後



